いままで Sublime Text 2 を使っていたので、Sublime Text 3 へ移行したいと思います。
Windows7でやっていくので、MacなどのOSでは一部異なる場合があります。ご了承ください。
概要
Sublime Text とは?
- 動作が軽い
- カスタマイズが簡単
- 無料で使用可能
- マルチプラットフォーム
- ぱいそんで動いてる
プログラマー向けのテキストエディター「Sublime Text」の次期バージョン「Sublime Text 3」の導入手順などを紹介していきます!
ダウンロード&インストール
Package Controlのインストール
Sublime Text 3 をインストールしたら、Package Control をインストールします。
これは、プラグインを導入したりアンインストールしたりできるパッケージを管理できるパッケージです。
まず、このコードをコピーして…
Ctrl+`を押して、コピーしたコードを貼り付けてEnter!
これでインストールしてくれます。
パッケージのインストール
おすすめのパッケージや、あると便利そうなパッケージを紹介しておきます。
Ctrl+Shift+Pを押して、installと入力すると候補に、
Package Control: Install Package が表示されるのでコレを選択。
そして、インストールしたいパッケージ名を入力すればインストールできる。
パッケージ名 | 説明 |
---|---|
AutoFile Name | ディレクトリ内のファイル名を自動補完 |
BracketHighlighter | HTMLなどのタグの始点終点をハイライト |
ConvertToUTF8 | Shift_JISのファイルを読み込み&保存可能に |
Emmet | HTMLやCSSを効率的に書ける。昔のZenCodingです。 |
HTML5 | HTML5のハイライトや自動補完が使用可能に |
IMESupport | Google日本語入力などのIMEでインライン入力が可能に |
japanize | Sublime Text 日本語化 |
jQuery | jQueryの自動補完 |
Tag | 閉じタグの自動補完やHTMLの整形 |
MarkDown preview | MarkDownで書いた文書をプレビュー! |
他にも色々あるので探してみるといいかも。
Package Control: List Package でインストールしたパッケージの一覧を表示
Package Control: Remove Package でアンインストールできます。
日本語化
先ほどのパッケージで紹介した「japanize」をインストールしただけでは、全て日本語化はされません。
以下の方法で完全に日本語化することができます。
-
C:Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanize
にインストールされている、拡張子が.jpのファイルを、
C:Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Default
へコピーします。※Defaultフォルダがない場合は作成してください。
-
コピーしたファイルの拡張子の「.jp」を全て削除します。
もともとファイルがある場合は、元ファイルの名前の拡張子を「.org」とかにしておきましょう。 -
C:Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\Japanize
にある
Main.sublime-menu
ファイルをC:Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\User
へコピーします。
これで、他のプラグインで上書きされてしまっているトップメニューも日本語化されます。
テーマ
今回は「Theme – Soda」を使用しています。
Package Control: Install Package
からtheme - soda
と入力してインストールします。
ユーザー設定
基本設定(n) → 基本設定 - ユーザ
から各種設定が行えます。
{ // ミニマップの線を描画 "draw_minimap_border": true, // ファイルの最終行を改行で終わらせる "ensure_newline_at_eof_on_save": true, // フォント "font_face": "Ricty", "font_options": [ // インタリックを使わない "no_italic", "subpixel_antialias" ], // フォントサイズ "font_size": 11.0, // 現在の行をハイライト "highlight_line": true, // 未保存のファイルを強調表示 "highlight_modified_tabs": true, // タブサイズ "tab_size": 2, // テーマ「Soda」 "theme": "Soda Dark.sublime-theme", // タブをスペースに変換 "translate_tabs_to_spaces": true, // 保存時に行末の空白を削除 "trim_trailing_white_space_on_save": true, // テキストを折り返す "word_wrap": true, // 空白文字・タブを表示 "draw_white_space": true, // サイドバーのフォルダを太字にする "bold_folder_labels": true }
他にも様々な設定ができます。
フォントは「Ricty」を使用しています。
既定のプログラム
Sublime Text 2 をインストールしていて、既定のプログラム設定をしていた場合、Sublime Text 3 を既定のプログラムに設定できないことがあります。
レジストリをいじるので自己責任でお願いします。
スタートボタンから「regedit」と入力して、regedit.exeを起動します。
コンピュータ\HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\sublime_text.exe
を削除します。
これで新たに既定のプログラムへ追加すれば、通常どおり起動できるようになります。
おわり
Sublime Text 2 とくらべて、起動が早くなったように感じます。
また、複数のウィンドウを1つのウィンドウへ統合した時に、なにもないウィンドウが消えるようになったみたいで、使いやすさも良い感じになっていました。
ではでは。